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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第2章 《其の壱》
 誠志郎にその胸の内を告げなければならないと思いながらも、なかなか言い出せないでいたある日。
 誠志郎が昼過ぎに思い出したように顔を見せた。お茶を出そうとする美空に、誠志郎は首を振り、困ったことはないかと訊く。
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