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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第10章 【烏瓜~からすうり~】《其の四》
 徳千代が昼寝から目覚めるまでにはまだ一刻余りはある。それまで、また、こうして庭を眺めていようと思った。それにしても、霜月に入ってから、自分でも愕くほど食が落ちた。食べようと思っても、食べられないのだ。
 多分、唐橋から言い渡されたこと―宥松院が孝俊に側室を勧めようとしている―が原因なのだろうと思う。智島がいたく心配するゆえ、無理にでも食べようとするのだが、食は細るばかりで、今日の昼餉も殆ど手付かずで返すことになってしまった。
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