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乙女☆大作戦
第1章 乙

「カンパーイ」
いつも行っている居酒屋は先輩たちもたくさんいるので
同期の愚痴が言い辛い。
ということで、今日は少し離れた居酒屋に来ている私たち。
会社も3年目になれば少しずつ愚痴の種類も違ってくる。
仕事が思うようにいかなくて先輩を愚痴る人。
忙しい仕事量を愚痴る人など様々だ。
受付に座る私は、割と人間性が見えてくる。
今日は愚痴をいいに来たんじゃない。
お目当ての永田君を見つけ
そっと隣に座ると愚痴も言わずにお酒を飲みながら
みんなの話を聞いていた。
「ねぇ。永田君。経理に橋本さんっているじゃない?」
「うん。橋本さんがどうした?」
「どんな人かな~と思って」
「は?」
「えっと。ちょっと知りたいなぁ~って」
「橋本さんを?」
「そう。橋本さんを」
「井上が?」
「へん?」
多少お酒も入って、正直になった永田君がビックリした顔を隠さない。
「えっと。何のために?」
そんなことまで聞くの?
「ちょっと、モーションかけようかな・・・みたいな?」
「井上が?」
「変?」
変だろ!と声に出さなくても表情が物語ってるよ。
「永田、お前も変だと思うよな?」
そんな私たちの会話に山崎が割り込んできた。
「井上が、橋本さんを気に入ったらしい」
山崎は黙ってて!
「どこを?」
素朴な疑問です!ってな真剣な表情で永田君が私を覗き込んだ。
「地味なところ?」
「はぁぁ?」
山崎と永田君が同時に大声をあげた。
いつも行っている居酒屋は先輩たちもたくさんいるので
同期の愚痴が言い辛い。
ということで、今日は少し離れた居酒屋に来ている私たち。
会社も3年目になれば少しずつ愚痴の種類も違ってくる。
仕事が思うようにいかなくて先輩を愚痴る人。
忙しい仕事量を愚痴る人など様々だ。
受付に座る私は、割と人間性が見えてくる。
今日は愚痴をいいに来たんじゃない。
お目当ての永田君を見つけ
そっと隣に座ると愚痴も言わずにお酒を飲みながら
みんなの話を聞いていた。
「ねぇ。永田君。経理に橋本さんっているじゃない?」
「うん。橋本さんがどうした?」
「どんな人かな~と思って」
「は?」
「えっと。ちょっと知りたいなぁ~って」
「橋本さんを?」
「そう。橋本さんを」
「井上が?」
「へん?」
多少お酒も入って、正直になった永田君がビックリした顔を隠さない。
「えっと。何のために?」
そんなことまで聞くの?
「ちょっと、モーションかけようかな・・・みたいな?」
「井上が?」
「変?」
変だろ!と声に出さなくても表情が物語ってるよ。
「永田、お前も変だと思うよな?」
そんな私たちの会話に山崎が割り込んできた。
「井上が、橋本さんを気に入ったらしい」
山崎は黙ってて!
「どこを?」
素朴な疑問です!ってな真剣な表情で永田君が私を覗き込んだ。
「地味なところ?」
「はぁぁ?」
山崎と永田君が同時に大声をあげた。

