この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私達が人間を辞めた日【外伝】 寿~孤独な支配者~
第3章 蝕み

「お帰りなさいませ...えっ!?お坊ちゃん!?」

愛華と別れ、帰宅した俺を出迎えた麻耶は、払っても砂の痕跡が残る俺の制服を見て驚嘆の声を上げた。

「ちょっと転んだだけだよ...」

こんなありきたりな言い訳を使う日が来るとは...麻耶を避わして自分の部屋に直行しようとするが、麻耶は俺の前に立ち塞がった。

「何かあったんですか...?」
「別に...何も...」
「...そう...ですか...何かあったら...いつでも私に話してくださいね?」
「うん...悪いけど...後でクリーニングに出しといて」
「かしこまりました。夕飯も用意致しますので...あの...今日も...?」
「...自分の部屋で食べるよ...」

今度こそ麻耶を横切り、自分の部屋に向かう。
麻耶は過保護というか...俺に良く構ってくる人で、俺の方が押されてしまう。
しかし先程も、何か言いたそうにしていたが言葉を飲み込んでくれた。
麻耶は27歳でまだ若いが、和雄の愛人ではなく...麻耶を母親代わりだと思う方が自然な気がする。
/76ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ