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11月の雨
第4章 亜矢華
同じ顔をした 同じ姿の
もうひとりの自分と 一緒に居る

予感がした
わたしたちは一緒に居れば
居心地が良いのだろう

お互いのぬくもりを
確かめあって生きられるのだろう


そしてわたしは 指し示す

11月の雨に打たれ
冷え切って横たわる 男の人を


……それは

ひとつの物語なのだろう


「ありがとう」

わたしはそれだけ言って
歩き出した

わたしもまた
この雨に 包まれていたい

もうすこしだけ 1人でいたい。

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