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11月の雨
第1章 しおん
裸になった男を
バスルームに連れて行って
シャワーで洗う。
遠慮がちな仕草や 視線
そんなのいちいち見たくないから
できるだけ事務的にこなす。
それでも相手の良し悪しは
すぐ肌で 伝わってしまう。
コップにイソジン入れて 薄めて
うがいする。
それが済んだらキスした。
カラダ拭いて
部屋に戻って、着替える
ペラペラな生地の制服
「珍しいよね」
「この時期こんなに雨降るの」
男がポツポツと 語りかけてくる。
話を逸らすなよと思う。
お金払ってココに来てるんだから。
気が抜けてくる。
「この服 着たほうがいい?」
「べつに、構わないよ」
バスルームに連れて行って
シャワーで洗う。
遠慮がちな仕草や 視線
そんなのいちいち見たくないから
できるだけ事務的にこなす。
それでも相手の良し悪しは
すぐ肌で 伝わってしまう。
コップにイソジン入れて 薄めて
うがいする。
それが済んだらキスした。
カラダ拭いて
部屋に戻って、着替える
ペラペラな生地の制服
「珍しいよね」
「この時期こんなに雨降るの」
男がポツポツと 語りかけてくる。
話を逸らすなよと思う。
お金払ってココに来てるんだから。
気が抜けてくる。
「この服 着たほうがいい?」
「べつに、構わないよ」