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旦那様☆ロマンチスト
第12章 ロマンチックな旦那様
「ねえ…敏さん、今なにげに凄いこと…言わなかった?いつもはお前が読むような恋愛小説みたいに歯の浮く言葉は、普通の人は口にしないって馬鹿にするのに。…なんか、愛の告白みたいに聞こえた!」
敏明は黙ってしまう。小さな声で「うるさい、何度も言えるか。バカ。」なんて呟いているのが聞こえて。樹菜は愛されるっていいな。なんて思う。
軽口を叩く樹菜の笑顔。
そのみーなの笑顔が眩しくて、俺は嬉しくなるのだ。いつまでも俺の腕の中でこうしてキャンキャン言ってくれていればいいのだ。口下手な俺にはピッタリなのだ。そう思った。
敏明は黙ってしまう。小さな声で「うるさい、何度も言えるか。バカ。」なんて呟いているのが聞こえて。樹菜は愛されるっていいな。なんて思う。
軽口を叩く樹菜の笑顔。
そのみーなの笑顔が眩しくて、俺は嬉しくなるのだ。いつまでも俺の腕の中でこうしてキャンキャン言ってくれていればいいのだ。口下手な俺にはピッタリなのだ。そう思った。