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アナザー☆ステップ
第2章 太基、バレンタインチョコをもらう
「はいはい、なずなちゃんも、ひめかちゃんも、ありがとうね」
俺はしゃがみこんで、目の前で喧嘩する園児たちの頭を撫でた。
俺は大野家の四男、太基だ。
幼稚園の先生をしている。
ご覧のとおり園児にはモテるけれど、彼女はナシ。
今まで特に不自由は感じていなかったのだけれど、溺愛していた妹にも彼氏ができてしまったし、最近ではちょっと寂しいと思うこともある。
まぁ、でも、いいかな。
園児たちは天使だし。
仕事で接していると大変なこともあるけれど、不思議と嫌だと思ったことはない。
俺はしゃがみこんで、目の前で喧嘩する園児たちの頭を撫でた。
俺は大野家の四男、太基だ。
幼稚園の先生をしている。
ご覧のとおり園児にはモテるけれど、彼女はナシ。
今まで特に不自由は感じていなかったのだけれど、溺愛していた妹にも彼氏ができてしまったし、最近ではちょっと寂しいと思うこともある。
まぁ、でも、いいかな。
園児たちは天使だし。
仕事で接していると大変なこともあるけれど、不思議と嫌だと思ったことはない。