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アナザー☆ステップ
第9章 太基、お披露目をする
「サワ兄!?」
俺の悲鳴は、カズ兄と奈緒姫の声にかき消される。
「マジかよ、太基、いつの間に!?」
「ホントなの、タイ兄!?」
俺はしどろもどろに頷いた。
「じ、実は、……そうです」
「やったな、太基」
「わぁ、おめでとう!」
カズ兄と奈緒姫が好奇心に目を輝かせている。
「なんでサワ兄知ってんの?」
俺の動揺を余所に、サワ兄はいつも通りの平坦な声で答える。
「助手席にセーラー服の女乗せてたのを見た」
「マジか……」
俺は項垂れて長い溜め息を吐いた。
見つからないように気を付けてたつもりだったのに。
俺の悲鳴は、カズ兄と奈緒姫の声にかき消される。
「マジかよ、太基、いつの間に!?」
「ホントなの、タイ兄!?」
俺はしどろもどろに頷いた。
「じ、実は、……そうです」
「やったな、太基」
「わぁ、おめでとう!」
カズ兄と奈緒姫が好奇心に目を輝かせている。
「なんでサワ兄知ってんの?」
俺の動揺を余所に、サワ兄はいつも通りの平坦な声で答える。
「助手席にセーラー服の女乗せてたのを見た」
「マジか……」
俺は項垂れて長い溜め息を吐いた。
見つからないように気を付けてたつもりだったのに。