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第12章 まどか、いろいろと試みる

太基さんのこんな顔、初めて見た。
真剣な、男の人の顔。

ちょっと怖くて、どきどきする。
熱っぽい目が、私の心を絡めとって蝕んでいくみたい。

時折吐き出される荒い吐息が、太基さんの興奮を伝えてくる。
私がそうさせてるのだと思うと胸が切ない。

好き。
好きだ。
やっぱり私、この人のことが好き。

足を大きく開かれた瞬間、ついにきたと思った。

恥ずかしい場所に押し付けられた太基さんのもの。

熱い。
固い。
怖い。