パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 和樹、気づく

事情を説明すると、唯がカーテンの向こうからブーイングを浴びせてきた。

「嘘でしょ！？　なんで和樹に脱がせてもらわなきゃなんないの！？」

「仕方ねーだろ。ここままだと俺もおまえも帰れねーんだから」

一瞬ためらってから、思いきってカーテンを開ける。

「ぎゃあああああああ！」

それだけで唯は肩を押さえて悲鳴をあげた。
まだ裸を見たわけでもねーのに。

「見ないでよ！」

「見なかったらわかんねーだろ！？」

唯の背後に回る。
向きだしの肩と背中に、ちょっとくらくらした。