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アナザー☆ステップ
第19章 唯、魔法が解けないことを知る
やがて、和樹の動きも穏やかになってきた。
中から質量を持ったものが引き抜かれる。
「んっ……!」
ぴくん、と体が震えた。
腰を支えきれなくなって、ずるずるとソファに崩れ落ちる。
息が荒い。
口がカラカラだ。
ぐったりしていると、背後からぎゅうっと抱きしめられた。
「唯……」
和樹が耳元で呟く。
息がかかってゾクゾクする。
甘い倦怠感。
手足の先まで、心地好い疲労に包まれている。
ピッタリとくっついた肌から、和樹の温かい鼓動が聞こえてきた。
胸の奥底から満たされる。
やっぱり私、和樹のことが好きだ。
突然のことだったけど、後悔していない。
中から質量を持ったものが引き抜かれる。
「んっ……!」
ぴくん、と体が震えた。
腰を支えきれなくなって、ずるずるとソファに崩れ落ちる。
息が荒い。
口がカラカラだ。
ぐったりしていると、背後からぎゅうっと抱きしめられた。
「唯……」
和樹が耳元で呟く。
息がかかってゾクゾクする。
甘い倦怠感。
手足の先まで、心地好い疲労に包まれている。
ピッタリとくっついた肌から、和樹の温かい鼓動が聞こえてきた。
胸の奥底から満たされる。
やっぱり私、和樹のことが好きだ。
突然のことだったけど、後悔していない。