この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第25章 花梨、狼と戦う
「一緒に写真撮ってくださーい!」
知らない相手にもバンバン声をかけられて、こっちもクオリティの高い人たちと絡んでポーズを決めて、もはや何度フラッシュの光を見たかわからない。
「たぁーのぉーしいいいいい!!」
街中なのに、非現実的な格好で盛り上がる。
ライブとはまた違った高揚感だ。
じっとしてられなくてぴょんぴょん跳ねていると、今一緒に写真を撮ったばかりの団体から話し掛けられた。
お揃いでスパイダーマンの格好をした男たちだ。
「普段からコスプレやってるの?」
「どこから来たの?」
マスクで顔が全然見えなくて誰が誰だかわからない。
数人で迫ってこられるとものすごい威圧感だったけど、テンションの上がりまくってるあたしは全く気にならなかった。
知らない相手にもバンバン声をかけられて、こっちもクオリティの高い人たちと絡んでポーズを決めて、もはや何度フラッシュの光を見たかわからない。
「たぁーのぉーしいいいいい!!」
街中なのに、非現実的な格好で盛り上がる。
ライブとはまた違った高揚感だ。
じっとしてられなくてぴょんぴょん跳ねていると、今一緒に写真を撮ったばかりの団体から話し掛けられた。
お揃いでスパイダーマンの格好をした男たちだ。
「普段からコスプレやってるの?」
「どこから来たの?」
マスクで顔が全然見えなくて誰が誰だかわからない。
数人で迫ってこられるとものすごい威圧感だったけど、テンションの上がりまくってるあたしは全く気にならなかった。