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アナザー☆ステップ
第26章 花梨、狼に食われる
「ゴム、あるか?」
佐和紀の低い声に、やっと思考回路が戻ってくる。
そうだ、これで終わりじゃない。
最後までしたいし、そのためには準備が要る。
あたしは怠い腕を伸ばして、すぐ側の棚から紙製の箱を取り出した。
前の彼氏と使っていたものだから、ケースの口は空いている。
佐和紀は何も言わなかったが、一瞬だけ目が冷たく光ったような気がした。
首輪を引かれ、突き飛ばされるようにして仰向けに転がされる。
「なに、すん……!」
むせながら批難しようとして、足を大きく割り拡げられる。
佐和紀の低い声に、やっと思考回路が戻ってくる。
そうだ、これで終わりじゃない。
最後までしたいし、そのためには準備が要る。
あたしは怠い腕を伸ばして、すぐ側の棚から紙製の箱を取り出した。
前の彼氏と使っていたものだから、ケースの口は空いている。
佐和紀は何も言わなかったが、一瞬だけ目が冷たく光ったような気がした。
首輪を引かれ、突き飛ばされるようにして仰向けに転がされる。
「なに、すん……!」
むせながら批難しようとして、足を大きく割り拡げられる。