この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第26章 花梨、狼に食われる
「あっ! あっ! す、きっ! すき、ぃっ!」
揺さぶられながら、あたしはうわごとのように繰り返した。
とっくに限界だった体は、あっさりと頂点にのぼりつめる。
「ん、んん! ん――!!」
後頭部をシーツにこすりつけて、あたしは全身を突っ張らせた。
それでも佐和紀の動きは止まらない。
むしろこれからだとでも言うように、次第に激しくなっていく。
「あっ……もお! もっ……ら、め……ぇ……!」
絶頂から降りてこられない。
いわゆるイキっぱなし状態とはこのことだろうか。
視界が白く染まる。
全身がバラバラになってしまいそうだ。
佐和紀にすがりつきたいのに、そんな力すら残されていない。
揺さぶられながら、あたしはうわごとのように繰り返した。
とっくに限界だった体は、あっさりと頂点にのぼりつめる。
「ん、んん! ん――!!」
後頭部をシーツにこすりつけて、あたしは全身を突っ張らせた。
それでも佐和紀の動きは止まらない。
むしろこれからだとでも言うように、次第に激しくなっていく。
「あっ……もお! もっ……ら、め……ぇ……!」
絶頂から降りてこられない。
いわゆるイキっぱなし状態とはこのことだろうか。
視界が白く染まる。
全身がバラバラになってしまいそうだ。
佐和紀にすがりつきたいのに、そんな力すら残されていない。