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第28章 奈緒姫、クリスマスパーティをする

私も手をパチパチと叩いて飛び上がった。

「うわぁ、周くんに弟か妹ができるんですね！」

「そうよぉ？　喜びなさい、周。これであんたもお兄ちゃんよ～？」

歌子さんは隣にいる周くんの肩を抱き寄せる。

「う、うふぇあああ？」

周くんはジュースを落っことしそうになっている。
どう受け止めていいのかわからないらしい。

「というわけでぇ、かんぱーい！」

混乱している周くんを余所に、アヤ兄が満面の笑顔で音頭をとる。