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アナザー☆ステップ
第8章 まどか、返事をもらう
太基さんは側に停めていた車に私を乗せた。
「これからホワイトデーのお返しに食事にでも行こうと思ってたんだけど、体調悪いならやめとく?」
私は言葉に詰まった。
二人っきりなのは嬉しい。
でも今は私の心臓がもたないかもしれない。
「……い、行きます」
散々迷ったあげく、私は小さく頷いた。
太基さんはにっこり笑う。
「バレンタインたくさんもらった分、しっかりお返しさせてもらうからね」
嬉しいような、嬉しくないような。
まだ混乱したままの私を乗せて、車は走り出した。
「これからホワイトデーのお返しに食事にでも行こうと思ってたんだけど、体調悪いならやめとく?」
私は言葉に詰まった。
二人っきりなのは嬉しい。
でも今は私の心臓がもたないかもしれない。
「……い、行きます」
散々迷ったあげく、私は小さく頷いた。
太基さんはにっこり笑う。
「バレンタインたくさんもらった分、しっかりお返しさせてもらうからね」
嬉しいような、嬉しくないような。
まだ混乱したままの私を乗せて、車は走り出した。