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顧みすれば~真の愛~
第11章 盛夏
「ちょっ、田村さん何言い出すんですか?」

「はぁ?
 いっつまでたっても遠くから見つめるばっかりで
 何にもしないから代わりに言ってあげたの。

 あんたが亜美ちゃんを好きなことを知らないのは
 亜美ちゃんくらいよ」

美保先輩は松田くんの肩をバシバシ叩きながら完全に絡んでいる。


私だってさすがに気づいていたけど
告白される隙を作らなかっただけだ。

「ぼ、僕はその
 タイミングを見計らっていただけで」

「だったら早く告白しなよ

 ヘタレ男

 それじゃ鳶に油揚げってやつだよ」


「田村さん、いくら先輩でも酷すぎますよ」


「ヘタレをヘタレと言って何が悪いのよ

 見てるこっちがイライラするわ」


美保先輩 完全に絡み酒です。

松田くんも来なきゃいいのに‥.


こりゃしばらく終わらないな。
どうしよう。放っておいて帰ろうかな。



「佐々木さん 楽しそうだね」

暗闇から声が聞こえた。
振り向かなくても誰かはわかる。


いま、今来るかなぁ…



「あーっ!山下常務!」

はい、美保先輩に見つかっちゃいました。

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