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顧みすれば~真の愛~
第20章 穏やかな時間
「気分はいかがですか?」
医師に問われる
「い...い...です」
言葉が上手く出てこない
「痛いところはありますか?」
「ぜんしん...が」
「痛いですか?
かなりの傷がありますし
骨折もしていますから
痛みはあるとおもいます」
骨折...
どうりで体が動かないわけだ。
「喉は渇いていますか?」
喉?あ...言われてみれば
「みずが...ほしい...です」
「わかりました。すぐにお持ちします」
「意識もはっきりしているし
受け答えも問題ないですね」
医師はロイド王子にむかって
「もう、大丈夫です。
2週間も目が覚めなかったんですから
無理をさせずに
ゆっくり治療していきましょう」
とほっとした表情で話し
病室を出ていった。
2週間も?!目を覚まさなかった?!
ああ、それで。
医師に問われる
「い...い...です」
言葉が上手く出てこない
「痛いところはありますか?」
「ぜんしん...が」
「痛いですか?
かなりの傷がありますし
骨折もしていますから
痛みはあるとおもいます」
骨折...
どうりで体が動かないわけだ。
「喉は渇いていますか?」
喉?あ...言われてみれば
「みずが...ほしい...です」
「わかりました。すぐにお持ちします」
「意識もはっきりしているし
受け答えも問題ないですね」
医師はロイド王子にむかって
「もう、大丈夫です。
2週間も目が覚めなかったんですから
無理をさせずに
ゆっくり治療していきましょう」
とほっとした表情で話し
病室を出ていった。
2週間も?!目を覚まさなかった?!
ああ、それで。