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顧みすれば~真の愛~
第29章 禁断の果実
「でも さすがにこのままというのは...」
「いいんだ。ずっと繋がっていたい」
真っ暗になった部屋のなかで
ロイド王子の甘く切ない声がする。
「私は禁断の果実を食べてしまったようだ」
「禁断の果実?」
「そう、アミという禁断の果実。
手を出してはいけなかったんだ。
もうそれなしでは生きていけない」
私はなんと答えていいかわからない。
「このまま体を離しては
2度と味わうことができない。
だから、離さない」
そういってさらに強く抱き締める。
「いいんだ。ずっと繋がっていたい」
真っ暗になった部屋のなかで
ロイド王子の甘く切ない声がする。
「私は禁断の果実を食べてしまったようだ」
「禁断の果実?」
「そう、アミという禁断の果実。
手を出してはいけなかったんだ。
もうそれなしでは生きていけない」
私はなんと答えていいかわからない。
「このまま体を離しては
2度と味わうことができない。
だから、離さない」
そういってさらに強く抱き締める。