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顧みすれば~真の愛~
第33章 決意
「是非プラント建設に
参加していただきたいのです」
「しかし...」
社長の表情は渋い
「確かに今回私は
とても恐ろしい目に遭いました
生死もさ迷いました。
あの事を生涯口にすることはないと
思うほどのことです」
社長は目を伏せ深くうなずいている。
「私を貶めたのはアラブの王子ですが
命がけで救ってくれたのもまた
アラブの王子。
サハド王に至っては王子である我が子に
極刑の処刑を命じた。
それが王室にとってどれ程の覚悟であるか
王室が非を認め王子を処分するなど
前代未聞」
「だからといって...」
社長の表情は変わらない。
参加していただきたいのです」
「しかし...」
社長の表情は渋い
「確かに今回私は
とても恐ろしい目に遭いました
生死もさ迷いました。
あの事を生涯口にすることはないと
思うほどのことです」
社長は目を伏せ深くうなずいている。
「私を貶めたのはアラブの王子ですが
命がけで救ってくれたのもまた
アラブの王子。
サハド王に至っては王子である我が子に
極刑の処刑を命じた。
それが王室にとってどれ程の覚悟であるか
王室が非を認め王子を処分するなど
前代未聞」
「だからといって...」
社長の表情は変わらない。