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顧みすれば~真の愛~
第35章 もう一度
シャッターを閉めかけた女性に声をかけ
ギリギリ中に入れてもらった
「ごめんね、マリア。
もう家に戻るところだったよね」
「いいのよ、紗英」
小太りのマリアが満面の笑みで答える
「ところで紗英、あの色男は恋人?」
「ん?まだ分からない。
私の大切なお兄様♪」
「もう、兄妹なんかに見えないわよ♪」
「そう?」
「なるほどねぇ。
どんな男が口説いても
紗英が落ちないわけだ。
あの色男に勝てるのは
この街にはいないわ」
「もう、マリアったら」
女たちは楽しげに話している
「グラシアス♪」
手を振ってマリアと別れた。
ギリギリ中に入れてもらった
「ごめんね、マリア。
もう家に戻るところだったよね」
「いいのよ、紗英」
小太りのマリアが満面の笑みで答える
「ところで紗英、あの色男は恋人?」
「ん?まだ分からない。
私の大切なお兄様♪」
「もう、兄妹なんかに見えないわよ♪」
「そう?」
「なるほどねぇ。
どんな男が口説いても
紗英が落ちないわけだ。
あの色男に勝てるのは
この街にはいないわ」
「もう、マリアったら」
女たちは楽しげに話している
「グラシアス♪」
手を振ってマリアと別れた。