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顧みすれば~真の愛~
第40章 世界一美しい島で
階段を下りると街が見える。
白い壁に真っ青なアーチの屋根
白い街のミハスも美しいが
ここはそれよりも色があって
おもちゃ箱のような可愛い街
私が階段に佇み街を眺めていると
直哉さんも隣に並び
私の腰を抱いて引き寄せる。
「気に入った?」
「ええ。とても可愛い街ね」
「あとで散策しようか」
私は直哉さんを見上げ微笑む
「でもその前に...」
「その前に?」
直哉さんはにっこり笑って
そのあとの言葉を飲み込んだ。
「いこうか」
わたしの手をとり
階段を下り始めた。
白い壁に真っ青なアーチの屋根
白い街のミハスも美しいが
ここはそれよりも色があって
おもちゃ箱のような可愛い街
私が階段に佇み街を眺めていると
直哉さんも隣に並び
私の腰を抱いて引き寄せる。
「気に入った?」
「ええ。とても可愛い街ね」
「あとで散策しようか」
私は直哉さんを見上げ微笑む
「でもその前に...」
「その前に?」
直哉さんはにっこり笑って
そのあとの言葉を飲み込んだ。
「いこうか」
わたしの手をとり
階段を下り始めた。