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顧みすれば~真の愛~
第43章 愛の行方
「まだ新婚だよ」
「新婚?」
「そう。
だから俺は紗英に触れたくて仕方ない
なのに紗英ってばすごく冷たいんだ」
直哉さんが拗ねた顔をする
「私...冷たかったかな...」
「冷たいよ。
お陰で俺の心は凍えてしまったよ」
直哉さんが私の手を取り胸に当てる
「な。冷たくて寂しいっていってるだろ?」
「...」
「そんな顔するな。
紗英が夢中で子供たちを
育ててくれてること
ちゃんとわかってる。
だから俺も無理は言わなかった。
言えなかったよ...
本当は寂しいって
側にいてほしいって」
「直哉さん...」
「新婚?」
「そう。
だから俺は紗英に触れたくて仕方ない
なのに紗英ってばすごく冷たいんだ」
直哉さんが拗ねた顔をする
「私...冷たかったかな...」
「冷たいよ。
お陰で俺の心は凍えてしまったよ」
直哉さんが私の手を取り胸に当てる
「な。冷たくて寂しいっていってるだろ?」
「...」
「そんな顔するな。
紗英が夢中で子供たちを
育ててくれてること
ちゃんとわかってる。
だから俺も無理は言わなかった。
言えなかったよ...
本当は寂しいって
側にいてほしいって」
「直哉さん...」