この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
顧みすれば~真の愛~
第43章 愛の行方
小指を絡ませたまま
抱き締められる
「紗英
僕と結婚してくれて
ありがとう。
これからも迷うかもしれない
そしたらまた二人で愛を探そう
その愛は決してなくならない
神様がノーサイドの笛を鳴らすまで
僕は紗英だけを愛し続けるよ」
「直哉さん
私も貴方だけを愛しているわ
迷ったら
迎えに来て」
お互いを真っ直ぐに見つめる
「もちろん。
地の果てだって探しにいくよ
紗英を失うなんて考えられない」
お互いの唇が引き寄せられるように重なる
愛を確かめるように
夢中で互いを貪る。
サントリー二の闇は深く
二人の水音は
波の音に掻き消されていった。
抱き締められる
「紗英
僕と結婚してくれて
ありがとう。
これからも迷うかもしれない
そしたらまた二人で愛を探そう
その愛は決してなくならない
神様がノーサイドの笛を鳴らすまで
僕は紗英だけを愛し続けるよ」
「直哉さん
私も貴方だけを愛しているわ
迷ったら
迎えに来て」
お互いを真っ直ぐに見つめる
「もちろん。
地の果てだって探しにいくよ
紗英を失うなんて考えられない」
お互いの唇が引き寄せられるように重なる
愛を確かめるように
夢中で互いを貪る。
サントリー二の闇は深く
二人の水音は
波の音に掻き消されていった。