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第43章 愛の行方

タブレットを手元に戻した真愛が


違う解説を読み始める


「学校だけではなく

　この国の建設物には愛が溢れている。


　ある商社マンがプラント建設に関わった

　女性の願いを叶えようと

　プラント建設に奔走した。

　女性は事件に巻き込まれ

　このプラント建設も頓挫しかけたが

　商社マンは女性の願いであった

　プラントの完成を叶えるため

　日夜働きプラント完成に漕ぎ着けた。


　商社マンは彼女への愛の証しとして

　照明にある角度からしか見えない

　ハートのライトをつけた。

　その男性は彼女を

　そのプラントへ連れていき

　そのハートの前でプロポーズをした。


　女性は涙を流して喜びながら

　彼の愛を受け入れた



　って　凄い商社マンがいるのね。

　こんなに想われたら

　私一生その人のこと愛し続けるなぁ…」



私は直哉さんを見つめる。


直哉さんは照れていた。


私は小さな声で囁いた


「貴方を一生愛し続けるわ」