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顧みすれば~真の愛~
第44章 真の愛
「真愛の気持ちは?」
直哉さんが優しく訊ねる。
「私もサーデク王子に初めてあったとき
なぜか この愛を受け入れようと
無条件に思ったの。
とても不思議な感覚だった
ずっと約束していたような
やっと受け止められると思ったの」
「そうか」
直哉さんが頷く
「真愛
なぜ私たちは君に
その名をつけたと思う?
私と紗英との真実の愛の証だ
ということは前に伝えたと思う。
それ以外に
私に真実の愛を教えてくれた男がいた
その男の誠意に報いたいと思って
娘が生まれたら
必ずこの名前にしようと決めていたんだ」
初めて聞く話だった。
直哉さんが優しく訊ねる。
「私もサーデク王子に初めてあったとき
なぜか この愛を受け入れようと
無条件に思ったの。
とても不思議な感覚だった
ずっと約束していたような
やっと受け止められると思ったの」
「そうか」
直哉さんが頷く
「真愛
なぜ私たちは君に
その名をつけたと思う?
私と紗英との真実の愛の証だ
ということは前に伝えたと思う。
それ以外に
私に真実の愛を教えてくれた男がいた
その男の誠意に報いたいと思って
娘が生まれたら
必ずこの名前にしようと決めていたんだ」
初めて聞く話だった。