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顧みすれば~真の愛~
第44章 真の愛
「久しぶりにアラブへいってみるか」
直哉さんが私を見る
「俺たちの原点を訪ねてみよう」
「そうね。
あの大きな夕日も
満点の星空も見てみたいわ」
私はあの砂漠に沈む大きな夕日と
落ちてきそうなほどの
星空を思い浮かべた。
そしてあの日に伝えられた
直哉さんの想い。
「お父様ってロマンチストだったのね
まさかあの商社マンがお父様で
その商社マンの想い人が
お母さまだったなんて
私はそんな二人の愛の証しに
生まれてこられたこと
とても嬉しく思います」
真愛が本当に幸せそうに微笑んだ。
直哉さんが私を見る
「俺たちの原点を訪ねてみよう」
「そうね。
あの大きな夕日も
満点の星空も見てみたいわ」
私はあの砂漠に沈む大きな夕日と
落ちてきそうなほどの
星空を思い浮かべた。
そしてあの日に伝えられた
直哉さんの想い。
「お父様ってロマンチストだったのね
まさかあの商社マンがお父様で
その商社マンの想い人が
お母さまだったなんて
私はそんな二人の愛の証しに
生まれてこられたこと
とても嬉しく思います」
真愛が本当に幸せそうに微笑んだ。