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笑うことしか出来ない私へ
第6章 好き

「こうた…?
どうしたの?」

「何でもない。
ほら、下着。」

「ありがとう」

渡された下着を着けて
そのままベッドに潜る。

こうたにくっついて
いつもと同じように腕を絡めて
顔を埋めた。

すごく眠い。このままぐっすり眠れそう。

そう思いながら、本当にすぐに眠りに落ちた。






「ごめんな。いちこ」

「………―――zzz…」

こうたの声はもう聞こえなかった―…。
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