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例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
思わずギュッと抱き締めた。
「俺も好きです。真純ちゃんの事、すげー好き」
ピクリと真純ちゃんの肩が揺れる。力の緩んだ腕を引き剥がし、右手で顎を掬い上げて唇を重ねた。
「んっ!」
そのまま真純ちゃんを押し倒す。角度を変え唾液を混じり合わせて、深く絡める。
「んっ……んんっ!」
俺を押し上げようと肩を掴む手を取ってベッドに縫い止めた。
「あっ!やっ!」
唇を喉に這わせると、真純ちゃんが身体をキュッと竦ませる。
そんな仕草までもが愛しくて、わざとリップ音を立てながらそこから鎖骨へキスをした。
「んっ、待って……」
身を捩られても離せない。
「待ちません」
淡い跡を遺しながら胸元に何度もキスをする。左手で柔らかな胸を掬うようにして包み
「あっん」
それだけで上がる甘い声。
ゾクゾクする。
我慢、出来ない……

そっから先は真純ちゃんを焦らすとか、そんな余裕なかった。
間を隔てる自分の服が邪魔で、真純ちゃんに口付けながら全部ベッドの下へ脱ぎ捨てた。
直接触れ合う肌が心地良い。それだけでどうにかなりそう。
「ぅんっ、はぁっ……あっ、やっ、ぁあん!」
真純ちゃんの甘い声に誘われた。
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