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例えば、こんな...
第6章 バレンタイン企画
真純と再会出来て、本気で良かったと思ってる。あれは偶然じゃなくて必然だったとか、女みたいな事考えてみたりして。

君が愛しくて、堪らない。
ねぇ、一番近くで真純を守れるのは俺にしてよ。
真純の全てを愛させて?
この先もずっと微睡(まどろ)むのは、俺の腕の中だけで良いだろう?

願いを込めて、もう一度額にキスを落とす。
続けて目蓋に、涙の滲む目尻にと啄んで耳元に唇を寄せた。
「……真純」
その名を囁くと真純の肩がひくんと震える。
「好きだよ」
「っ!」
「愛してる」
「ぁっ……」
「永遠に」
「ぅん」
「真純だけ」
「ひぁっ」
一言毎にキスをして、舌を挿し込み、柔く噛んで、舐め上げる。その都度ひくつく真純の身体。強くなる甘美な香り。
「もっと」
「んっ」
「感じて?」
首筋に舌を這わせ鎖骨の端に吸い付いた。
真純の細い指が髪を鋤くように頭に触れてくる。
「た、くまさ……ん」
もう乱れた吐息。

可愛い……

滑らかな白い喉元に揺れる雫に口づけた。デコルテから柔らかな膨らみへと順に滑らせ、はくりと左の乳首を口に含む。
「あぁっ」
キュッと真純の指先に力が入った。
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