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オッサンになった愛犬と暮らす200日
第2章 誰か夢だと言って
ううううう…
グスッ…ズビビッチーンッ…
しくしくしく…
「ふーッ…人間のメスもなかなか良いモンだな…ん?どうした、ブサイクな顔して」
「ブサイクにブサイク言われたくないわッ!!ふざけんな、このハゲ!デブ!私のバージン返せ―――ッ!!」
腹いせに手元にあったティッシュボックスを投げつけたけど、さっきと同じように避けられた。
「ばーじん…何のことか分からんが俺はご覧の通り身ひとつだ。お前に返す物なんかないぞ」