この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
オッサンになった愛犬と暮らす200日
第2章 誰か夢だと言って
「可愛い可愛いブサ吉〜!ああ、お前が人間だったら良かったのに…」
二海(フタミ)はフレンチブルドッグとパグのミックス犬ブサ吉を抱っこして何百回目かのタメ息を吐く。
高校に入学した途端に色気づいた友達が次々彼氏をつくり、今日とうとう仲良しグループで最後の独りになってしまったのだ。
「何よ、男の子なんて意地悪で乱暴なだけじゃない、あんなのと付き合うくらいならブサ吉を彼氏にするもん!ね〜、ブサ吉?」
嫌がるブサ吉の顔を両手で挟み込み、無理やりブチューッとキスをした。
二海(フタミ)はフレンチブルドッグとパグのミックス犬ブサ吉を抱っこして何百回目かのタメ息を吐く。
高校に入学した途端に色気づいた友達が次々彼氏をつくり、今日とうとう仲良しグループで最後の独りになってしまったのだ。
「何よ、男の子なんて意地悪で乱暴なだけじゃない、あんなのと付き合うくらいならブサ吉を彼氏にするもん!ね〜、ブサ吉?」
嫌がるブサ吉の顔を両手で挟み込み、無理やりブチューッとキスをした。