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オッサンになった愛犬と暮らす200日
第3章 お散歩ショック
サトウさん、普通だったなぁ…人型のブサ吉は私より背が高いからリードが手から上に伸びているのに、何の疑問も抱かなかったみたい。しゃがんで触ったらそこに犬のブサ吉がいたりするのかな?
「なにすんだよ」
うわっスネ毛だらけの足に触っちゃったわ、キモい!
「別に!さあ、さっさと散歩済ませるわよ」
リードを引くと、ブサ吉は不満げに鼻を鳴らしながらもついて来た。
この時ブサ吉があんな事を考えていたなんて、私は夢にも思わなかった。