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第3章 お散歩ショック

「さーて、そろそろ帰るか」

「なに無視してんのよッ」

私の抗議をあっさりスルーしてブサ吉はリードを引いて歩き出す。

犬の時は抱っこもキスも当然 私が主導権を握っていたのに、オッサンのブサ吉には何もかも敵わなくてムカつく！

「ちょっと待って、トイレ行きたい」

このまま言いなりになるのも悔しくて、私はブサ吉に要求した。