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オッサンになった愛犬と暮らす200日
第2章 誰か夢だと言って
『お待たせしました、百日紅二海さん!とうとう貴女の願いが叶う日が来ましたよ!毎日お祈りした甲斐がありましたねぇ』

うんうんと感慨深げに頷くのは、羽根のある白い犬のコスプレをした黒い子犬…のヌイグルミに見える。

『1日一円、10日で十円、二百円だと200日間、ブサ吉君が人間の姿でいられます。ご希望の期間を決めてください』




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