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LEMON DEPENDENCE
第1章 檸檬、22歳になりました。
「ママ…」
うん、さすが親だ。
娘の誕生日は忘れてないか…って!!
「部屋隣なんだから、直に言ってくれればいいじゃん!!」
照れ屋か?
照れ屋さんなのか!?
嫌だよ!
この年になって親の新たな一面発見させられるとか!!
まあ、返信しておこう。
宛先:ママ
件名:Re;(-_-)zzz
―――――
ありがとう。
まあ、頑張る(^^)/
「送信完了っと…ああ、寝よ。そろそろ寝よ!」
明日はバイト早番だ…。
ちょい気が重い。
早番って事は、裏ボスの小林さんがいる。
因みに小林さんって言うのは、私より二回り年上の主婦でベテランさん。
バイト先のスーパーでは店の顔みたいな人。
小林さんに会う為だけに店に来るおじいちゃんおばあちゃんは後を絶たない。
小林さんは大らかな人。
だけど…思ってることがすぐ顔に出るから、ちょっと怖い。
「ああもう、考えるのやめよう…胃が痛くなる!」
とりあえず頭をぶんぶん振ってみた。
まあ、こんなことしたって吹っ切れない事くらいわかってる…。
再びケータイのバイブが鳴った。
「もー…誰?」
流石に眠くなってきたので、イライラする。
メールを開いてみると従兄の玲助からだった。
うん、さすが親だ。
娘の誕生日は忘れてないか…って!!
「部屋隣なんだから、直に言ってくれればいいじゃん!!」
照れ屋か?
照れ屋さんなのか!?
嫌だよ!
この年になって親の新たな一面発見させられるとか!!
まあ、返信しておこう。
宛先:ママ
件名:Re;(-_-)zzz
―――――
ありがとう。
まあ、頑張る(^^)/
「送信完了っと…ああ、寝よ。そろそろ寝よ!」
明日はバイト早番だ…。
ちょい気が重い。
早番って事は、裏ボスの小林さんがいる。
因みに小林さんって言うのは、私より二回り年上の主婦でベテランさん。
バイト先のスーパーでは店の顔みたいな人。
小林さんに会う為だけに店に来るおじいちゃんおばあちゃんは後を絶たない。
小林さんは大らかな人。
だけど…思ってることがすぐ顔に出るから、ちょっと怖い。
「ああもう、考えるのやめよう…胃が痛くなる!」
とりあえず頭をぶんぶん振ってみた。
まあ、こんなことしたって吹っ切れない事くらいわかってる…。
再びケータイのバイブが鳴った。
「もー…誰?」
流石に眠くなってきたので、イライラする。
メールを開いてみると従兄の玲助からだった。