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第1章 親友の恋人

……こうして……
食事も終えて、
俺達は解散する事になった。



……まあ……
いつまでも二人の、邪魔をする程俺も、野暮じゃねえ！



『……じゃあ……
悠弥サンキューな！わざわざ来て貰って悪かったな！』



『……全然♪……
美人の彼女見れたし返って得したよ♪
それに奢りだろ？』


『……はは……
勿論！今日は俺が、奢るよ！』



『……瑠……
サンキュー！
ご馳走様！またね♪玲奈ちゃん♪』



『……はい♪……
悠弥さん！
楽しかったです♪
おやすみなさい！』


『……じゃあ！……瑠！またな♪
明日仕事場で！』



『……ああ！……
おやすみ♪悠弥！』


……俺は……
二人に挨拶をして、店を出た。



……そして……
また自分の車に、
乗り込んだ。







……玲奈ちゃん……楽しかったか……







……俺は……
すげー泣きたい気分だよ……







そう思いながら、
俺は車のエンジンを掛けて、
家路に向かった。







……瑠……







……何処までも……妬ましい奴……







……そう……
今の俺にとって、
瑠の存在はマジで、妬ましい存在でしか無かった……