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第18章 彼はイヤ...

『色々理由があって、亜美さんが記憶喪失だそうです。』


　き..緊張する...

　...あれ？

　あの人..病院にいた男の人...？

　目が合ったから、慌ててそらす。



　休み時間、

　一人の女の子が私のところに来た。


「亜美っ？私おぼえてるー？」


　...友達かな..？

　おぼえてなくてなんだか申し訳ない。


「..ごめんなさい..」