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幼馴染と甘い日。
第20章 私を見ないで...

 体育倉庫の中は寒い。

 上の方にある、小さな窓から、

 少ししか日の光が入ってこない。

 だから、外と比べると、

 ずいぶん明るさの差がある。

 もう暗くなってきた..


「..帰ろ..?」

「あぁ。」

ガタンッ

 音がして、嫌な予感がした。

 忍はドアを引っ張って開けようとするけど、

 開く気配はなし。
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