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オオカミ君のホンネ
第20章 変化
肇side
「ただいまぁ…」
午後7時頃にずぶ濡れの幸也が帰ってきた。目もなぜか腫れるに腫れているし、どこか元気がない。
「おい…どうしたんだよ?」
「……染詠に振られて、旅行も中止…」
「げ…!嘘…」
急いでタオルを持ってきて幸也を風呂に促した。
染詠が振るなんて有り得ない。
寂しがり屋で支えてくれる人を必要としてる奴が振るなんて……
いつもはギャーギャーうるさい奴がこんなにも静かだと逆に気持ち悪いかも……
なんて考えていると幸也が出てきた。
完全に目からは生気が抜けて今にも白目むきそうな感じになっている。
「……飯食う?」
「あ”…あぁ…」
声も爺みたいな…
さすがにこっちまで暗くなってしまう。
「ただいまぁ…」
午後7時頃にずぶ濡れの幸也が帰ってきた。目もなぜか腫れるに腫れているし、どこか元気がない。
「おい…どうしたんだよ?」
「……染詠に振られて、旅行も中止…」
「げ…!嘘…」
急いでタオルを持ってきて幸也を風呂に促した。
染詠が振るなんて有り得ない。
寂しがり屋で支えてくれる人を必要としてる奴が振るなんて……
いつもはギャーギャーうるさい奴がこんなにも静かだと逆に気持ち悪いかも……
なんて考えていると幸也が出てきた。
完全に目からは生気が抜けて今にも白目むきそうな感じになっている。
「……飯食う?」
「あ”…あぁ…」
声も爺みたいな…
さすがにこっちまで暗くなってしまう。