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オオカミ君のホンネ
第1章 表裏
俺の家庭は崩壊してた。
俺が産まれた環境は決して穏やかじゃなかった。…崩壊し過ぎてた。
要するに、できちゃった結婚、俺は望まれて産まれたわけではない。
できちゃった結婚なだけあって親達は躯の相性が良かっただけで愛し合っていなかった。
産まれた頃の事覚えてないけど、物心ついたときには喧嘩が絶えなかった。
ついに離婚、母親に引き取られた俺は母親に尽くそうと誓ったのに…
母親は薬やってそのための金は身体で稼いでいた。
「お仕事行ってくるね~」
なんて言ってたけど、俺は知ってた、全部。
夜遅くに帰ってきた母親の身体にはキスマークが沢山ついてた。目のつくようなところにばかり…
悲しかった
守れなかったと
優しかった母親を守れなかったと
でも違った
母親は金を返済しても、男とヤってた。ついでに金貰って…
一回家に若い男を連れてきた。友達だと…
母親は…俺の事なんて見ちゃいなかった。相手にしなかった。
母親との思い出なんてない。
残ったのはトラウマだけだった
俺が産まれた環境は決して穏やかじゃなかった。…崩壊し過ぎてた。
要するに、できちゃった結婚、俺は望まれて産まれたわけではない。
できちゃった結婚なだけあって親達は躯の相性が良かっただけで愛し合っていなかった。
産まれた頃の事覚えてないけど、物心ついたときには喧嘩が絶えなかった。
ついに離婚、母親に引き取られた俺は母親に尽くそうと誓ったのに…
母親は薬やってそのための金は身体で稼いでいた。
「お仕事行ってくるね~」
なんて言ってたけど、俺は知ってた、全部。
夜遅くに帰ってきた母親の身体にはキスマークが沢山ついてた。目のつくようなところにばかり…
悲しかった
守れなかったと
優しかった母親を守れなかったと
でも違った
母親は金を返済しても、男とヤってた。ついでに金貰って…
一回家に若い男を連れてきた。友達だと…
母親は…俺の事なんて見ちゃいなかった。相手にしなかった。
母親との思い出なんてない。
残ったのはトラウマだけだった