パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 結ばれるということ

想さんの腕が力なく布団の上に落ちた。


「資格って…
優花さんがいるからですか…？」


「そうだね…
俺は優花が何よりも大切なんだ。
何があってもそこは変わらない…」


そんなに優花さんを愛しているなら…
なんで私のこと好きだって言ったの？


「優花ちゃんは多分…
大人になりたかっただけだ。
俺のことなんてすぐに忘れるよ。
それに君はもう充分大人だよ…
とても素敵だった。
訳が分からなくなるくらい興奮したよ」


「だったら…だって、まだ…」


「セックスって…結ばれるって…
どういうことだろう？
あんなことをしてしまって…
俺と優花ちゃんはまだ他人だと思う？
俺は思わない…
優花ちゃんはちゃんと大人になった。
そしてこれから先…」