この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘でもいいから
第11章 想いの迷宮~想side~
優花のところに戻り…
我ながら臭いセリフを口にする。
「かわいいから買ってみたけど…
かわいすぎるから
良かったら優花ちゃん
持って帰ってね?」
いつもならこんな回りくどいこと
しないんだけど。
優花といるとどうも調子が狂うな…
俺の言葉を聞いて、
ブランケットを握りしめ
心底うれしそうに笑ってくれた優花。
でもその笑顔は
なぜかすぐに曖昧に曇ってしまった。
その様子が気になったが…
その時パレードが始まり
優花の顔が途端にキラキラと輝き
そんな空気を吹き飛ばす。
優花と俺は、夜のパレードも
楽しんでから帰ることを約束し
また園内を回り始めたのだった。
我ながら臭いセリフを口にする。
「かわいいから買ってみたけど…
かわいすぎるから
良かったら優花ちゃん
持って帰ってね?」
いつもならこんな回りくどいこと
しないんだけど。
優花といるとどうも調子が狂うな…
俺の言葉を聞いて、
ブランケットを握りしめ
心底うれしそうに笑ってくれた優花。
でもその笑顔は
なぜかすぐに曖昧に曇ってしまった。
その様子が気になったが…
その時パレードが始まり
優花の顔が途端にキラキラと輝き
そんな空気を吹き飛ばす。
優花と俺は、夜のパレードも
楽しんでから帰ることを約束し
また園内を回り始めたのだった。