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第14章 重大な間違い～想side～

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想さんへ

お久しぶりです。
何も言わずに貴方の前から
消えてしまって
本当にごめんなさい。

信じてもらえるかわからないけど
この一年間
貴方のことを考えない日は
ありませんでした。

何度貴方に会いに行こうと
したことか…

でも
私はどうしても
貴方に会うことができませんでした。

会ったら止まらなくなって
しまうから。
会ったら貴方の全てが
欲しくなってしまうから。

どれだけ時間が経とうと
まだ痛いくらいに
私の心は貴方のものです。

でも想さんにはもう
素敵な人がいるかもしれませんね。
それは仕方のないことだと
思っています。