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嘘でもいいから
第15章 嘘でもいいから
「…わかってます。
私は周期もずれることは無いし…
明日にでも、あの…
なってもおかしくない時期です…」


「じゃあ外に出すようにするから…
ありがとう、優花…」


想さんは

私の唇をちゅっと吸うと
熱い塊を中心に押し当てた。


初めての感覚…


私の大好きな大好きな恋人。


そして


たった一人のお兄ちゃん…


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