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第16章 永遠（とわ）に

そんなことを考えながら
走って会場に向かう途中…

急いでいた俺は
優花が自分で作ったと自慢していた
ウェルカムボードに
ぶつかってしまった。

すると新婦の姿をした
あの遊園地の有名キャラクターが
転がり落ちる…


「やべ…それにしても
何でこんなので作るんだよ…
俺への当てつけか？」


ぶつぶつとつぶやきながら
急いでぬいぐるみを拾い上げると…

ウェディングドレスの首もとから
ネックレスが少しはみ出している
のが見えた。


これは…


見間違えるはずがない。


俺があの日プレゼントした
ブレスレットじゃないのか…？