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第3章 偶然の出逢い

こちらの優花はと言えば、
基本人見知りだし
冒険なんて出来なくて…


もうすぐ２１になるっていうのに
恋が…怖くて。


隼人とあのまま付き合っていても、
隼人を置いて一人で海外に行く…
なんて絶対しなかっただろうな。


そして、想さんと私が顔を合わす日は
意外にも早く訪れた。


今週末にくる私の誕生日の
予定を訊かれたのだ。


【プロフで見たけど
優花ちゃんは今週末、誕生日なんだね。
もしかしたら恋人と過ごすのかな？】


想さんから、私の異性関係についての
話題を振られたのは初めてだった。


【いえ…私いま恋愛迷子中で（笑）
前日にお友達にお祝いしてもらう
予定ですけど、当日は…
家で寝ているかもしれません（苦笑）】


そう私は返していた。