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イケない秘め事
第17章 退学
悠祐が、帰ってきた。
「あっ、お兄ちゃん。お帰りー!!」
体調いいのかな?
「ご飯、出来てるよ~。今日は、焼き魚と里芋の煮物だけど。」
「おっ!うまそうだな。」
俺は、上着を脱いで、食べ始める。うまぁ~!
「お前、料理うめぇな。」
「そうかな?」
愛美、嬉しそうだ。
食事を終え、風呂に入る。食事をしてる時も、お風呂に入ってる時も、色々な事を話してる。お隣の人の話やその人の子供の話、今日見ていたテレビの話。午前中より、話す内容も増え、笑うようになった。
風呂から出て、コーヒーを飲んでいると、愛美も隣でコーヒーを飲み始めた。
?あれ?今日は、砂糖いれてねぇな。
「あのね、お兄ちゃん。愛美、いまの高校辞めて、定時制行きたい!だめかな?」
?いま、ハッキリと高校って言ったよな?
「いや、それはいいだろうけど。直ぐには、無理だぞ。まだ、治ってないし。」
「それは、わかってる。」
「ちょっと質問していいか?」
「お前は、いま通ってる学校はどこ?」
「ん?お兄ちゃん、忘れちゃったの?北条西高校の2年3組だよ。」
記憶戻ったのかな?
愛美がベッドで眠りにつくまで、俺は、側にいた。ちゃんと眠ったのを確認して、俺は、残した仕事を始め、会社に送信した。
「ふぅっ。終わったぁ。」
「お兄ちゃん?」
「どうした?起こしちゃったか?」
「ううん。喉が渇いたから。」
「俺も、なんか飲んで寝るかな。」
愛美に牛乳を飲ませ、ちゃんと眠りにつくまで、背中を軽く叩いてあげた。それを確認して、俺も寝た。
翌日、俺は、愛美を連れて、愛美の通っている高校に行き、退学の手続きをとった。担任には、事前に話してあるので、時間はそうかからなかった。
「休学と言うこともできますが…」
「いえ、それだと愛美が傷つきますから。これ以上、愛美傷つけたくないんです。」
「わかりました。愛美さん、早く元気になってくださいね。」
愛美は、不安そうに俺を見上げる。俺は、深々と頭を下げ、高校を後にした。
必要な書類を貰い、駅南の桶川高校に向かい、病気が治り次第受験という話になって、安心した。
「あっ、お兄ちゃん。お帰りー!!」
体調いいのかな?
「ご飯、出来てるよ~。今日は、焼き魚と里芋の煮物だけど。」
「おっ!うまそうだな。」
俺は、上着を脱いで、食べ始める。うまぁ~!
「お前、料理うめぇな。」
「そうかな?」
愛美、嬉しそうだ。
食事を終え、風呂に入る。食事をしてる時も、お風呂に入ってる時も、色々な事を話してる。お隣の人の話やその人の子供の話、今日見ていたテレビの話。午前中より、話す内容も増え、笑うようになった。
風呂から出て、コーヒーを飲んでいると、愛美も隣でコーヒーを飲み始めた。
?あれ?今日は、砂糖いれてねぇな。
「あのね、お兄ちゃん。愛美、いまの高校辞めて、定時制行きたい!だめかな?」
?いま、ハッキリと高校って言ったよな?
「いや、それはいいだろうけど。直ぐには、無理だぞ。まだ、治ってないし。」
「それは、わかってる。」
「ちょっと質問していいか?」
「お前は、いま通ってる学校はどこ?」
「ん?お兄ちゃん、忘れちゃったの?北条西高校の2年3組だよ。」
記憶戻ったのかな?
愛美がベッドで眠りにつくまで、俺は、側にいた。ちゃんと眠ったのを確認して、俺は、残した仕事を始め、会社に送信した。
「ふぅっ。終わったぁ。」
「お兄ちゃん?」
「どうした?起こしちゃったか?」
「ううん。喉が渇いたから。」
「俺も、なんか飲んで寝るかな。」
愛美に牛乳を飲ませ、ちゃんと眠りにつくまで、背中を軽く叩いてあげた。それを確認して、俺も寝た。
翌日、俺は、愛美を連れて、愛美の通っている高校に行き、退学の手続きをとった。担任には、事前に話してあるので、時間はそうかからなかった。
「休学と言うこともできますが…」
「いえ、それだと愛美が傷つきますから。これ以上、愛美傷つけたくないんです。」
「わかりました。愛美さん、早く元気になってくださいね。」
愛美は、不安そうに俺を見上げる。俺は、深々と頭を下げ、高校を後にした。
必要な書類を貰い、駅南の桶川高校に向かい、病気が治り次第受験という話になって、安心した。