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イケない秘め事
第24章 クリスマスイブ
街は、クリスマス1色。しかも、今日は、イブだ。俺は、仕事だったが、早めに切り上げた。
駅前で愛美と待ち合わせ、一時のデートを楽しむ。
最近、愛美の調子も良く、昼間一人でいても大丈夫な時が多くなってきた。メールや電話は、相変わらず多いが。恵美さんとラインで、やり取りをしてるらしい。
暗い時間に愛美を出すのは、流石に危ないかな?と思ったけど、直ぐ近くにバス停があるから大丈夫だろう…
愛美との約束の時間になったから、俺は、車を降りて、待ち合わせ場所に向かう。愛美は?あっ、いたいた!!
俺は、愛美に近付いて手を挙げた。

「あっ!お兄ちゃ~ん!!」

愛美。声がデカイ!

「もぉ、遅い~!!愛美、寒い。」
「ごめんなぁ。寒かったろ?」
「うん。」

愛美の手は、冷たかった。
俺は、愛美と手を繋いで、駅ビルに入った。
愛美に手袋を買って、着けてみた。

「どぉ?」
「似合うよ。」

愛美の笑顔、可愛い。
次に、ジュエリーショップに行って、ペアリングを買った。
ビルを出て、駅前の大きなツリーのイルミネーションを眺めた。

「綺麗だねぇ。」
「うん。綺麗だ。ツリーも愛美も!!」

愛美が、笑った。
暫く眺めた後、食事に行った。少し早く着いてしまったが、予め予約してあったからスムーズに入れた。
部屋に通され、俺と愛美は、座った。

「今日は、お部屋なんだね。」
「これなら、静かに食べれるだろ?」

話す事があるからな。

「料理も、愛美ご食べれる物を注文しといたから、大丈夫だぞ。」
「オムライスある?」
「小さいのだけどな。」

料理が運ばれ、愛美は、自分の前に置かれた四角い箱を見る。

「これは?」
「開けてみな。驚くぞ。」

愛美が、蓋を開ける。

「うわぁっ。可愛い!!なにこれ、なにこれ~!!」

クリスマスと言うこともあり、料理長に無理を言って、特別バージョン。

「雪だるまも、トナカイもいる。この、お山みたいなのは…あっ!オムライスだ。」
「今日だけ。お前の為だけに、やってもらった。旨いか?」
「美味しい!!食べるの、もったいないね。」
「なぁ、愛美?今から、俺が、言うことは、大事な事だ。」
「ん?」
「愛美と俺は、本当の兄妹ってのは、知ってるな?」
コクン…
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